価格 3,780円 (税込)
通常の養鶏場は、鶏が「卵を産むこと」以外にエネルギーを使わないように、運動が出来ない狭いケージで飼育されます。鶏は一日2時間程度睡眠を取ればいいので、太陽の当たらない真っ暗な部屋の中、過密状態でエサだけを与え、卵を量産します。その方法であれば、確かに生産性は上がりますが、鶏は運動不足になり、免疫力も低下し、海外では禁止されている国もあります。
中本養鶏では、「Animal Welfare(アニマルウェルフェア)」を取り入れ、養鶏を行っております。Animal Welfareとは、感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な飼育方法を目指す畜産です。
鶏の足は、ケージには適さず、地面を歩いたり、止まり木に止まるよ うに作られているので鶏が元気にストレスフリーに育つように、平飼 い飼育をベースとし、鶏が休憩できる止まり木を設置しております。
また、体を清潔に保てるように、鶏がいつでも砂浴びが出来るように なっています。鶏は日光浴が大好きなので、鶏小屋には太陽光が入る ように設計されています。
出来る限り自然に近い環境で飼育することで、鶏の免疫力も上がり、 卵も美味しくなります。【止まり木で寝て、巣箱産卵、地上で砂浴び】の平飼い鶏は 欧米基準の【動物愛護】で【滋養卵】としてご提供が可能です。
鶏は本来、巣で卵を産む生き物です。中本養鶏では、自然に近い環境で安心して鶏が卵を産めるよう、専用の巣箱を設置し、卵を収穫しています。
過密飼育を行い、余計なエネルギーを使わなければ、5ヶ月で鶏は卵を産み始めます。中本養鶏の鶏は、元気いっぱいにたくさん運動をして育つので、卵を産むまでに7〜8ヶ月かかります。その分、元気で美味しい卵を産んでくれます。
鶏の食事は、通常の飼料の他に栄養価の高いお米(種翔、籾殻、米ぬか)やトウモロコシ、カルシウム補強のための牡蠣殻、また、鶏糞や馬糞を肥料にした自家製の無農薬野菜を配合しております。